雪の降るクリスマスシーズン、スウェーデンの心理学者でプロファイラーのインガー・ヨハンネ・ヴィークは、自身と自閉症の娘が一連の不気味な死の調査に引き込まれることに気づく。そこで彼女はストックホルム警察の刑事イングヴァル・ニーマンと出会う。ニーマンは、衝撃的なクリスマスイブの司教エリザベス・リンドグレンの殺人事件を調査するためにウプサラに派遣される。ストックホルムでは、死体が次々と見つかるが、死因は様々である。しかし、やがてインガー・ヨハンネはパターンに気づき始める。『モードス』は、宗教、人権、そして愛そのものの本質についての疑問を投げかけるスリリングな物語である。従来の犯罪を超え、物語に熱い政治問題を散りばめ、不寛容を批判する。