ティーン・エンジェルは、1997年から1998年にかけてABCのTGIF金曜夜枠で放送されたアメリカのファンタジードラマコメディです。『ザ・シンプソンズ』の脚本家・プロデューサーであるアル・ジーンとマイク・リースが制作しました。ティーン・エンジェルは、高校生の主人公スティーブ・ボーチャム(コービン・オールレッド)と、彼の親友で最近亡くなったマーティ・デポロ(マイク・ダマス)の物語です。マーティはスティーブのベッドの下にあった半年もののハンバーガーを無謀にも食べて亡くなり、その後スティーブの守護天使として地球に送り返されます。マーティの導き手は、ロッド(ロン・グラス)という大きくてオレンジ色の、実体を持たない頭です。ロッドは神のいとこだと名乗っています(シリーズを通して、ロッドが神自身と間違えられるのがお決まりのギャグとなっています)。スティーブの母親ジュディを演じたモーリーン・マコーミックは、シリーズの途中で降板しました。マーティは超自然的な存在として、しばしば第四の壁を破りました。例えば、「Grumpy Young Men」のエピソードのオープニングクレジットの前には、マーティが視聴者に向けて、スティーブの母親の不在と父親の帰還について説明しました。