主人公、高田美香子は「夜桜学園」の生徒。ファッションデザインを専攻し、自身のブランドを持つファッションデザイナーになることを夢見ている。彼女の隣に住んでいるのは、幼馴染の山口勉。幼い頃から親しい間柄だが、二人の関係はあくまでプラトニックな友情だ。しかし、勉は人気バンドのボーカリストに似ていることから、特に女子の間で人気を集め始めていた。そんな中、美香子は勉を以前とは違う目で見るようになる。友人たちと共に、彼らはフリマで自作の品々を販売するクラブ「あきんど」を立ち上げる。これは、若者たちが夢、恋、そして友情にどう向き合っていくのかを描いた物語である。